2007年12月02日

市内公共交通機関 3

1b55b88e.JPG ミュンヘン市内の主な公共交通機関は、Sバーン、Uバーン、トラム、バスそしてタクシー。ひじょーに素晴らしいのは、Sバーン、Uバーン、トラム、バスは一つの切符で共通に使える点です。(ドイツではこれが普通!?)Sバーンは日本で言うと市内を走るJR,Uバーンは地下鉄、トラムはチンチン電車といったもの。
 乗り方は非常に簡単。市内で移動する場合、まず出発駅から到着駅までの移動区間を調べ、その区間の切符を買います。(2区間、とか3区間とか)切符には出発駅や到着駅の情報は書かれていません。切符を買ったら出発駅においてある妖怪ポストのような刻印機に切符を突っ込みます。すると...

すると、駅名と日時が刻印されます。あとは乗物に乗るだけ。(バスはバスの中にも刻印機があります。)日本のように自動改札口なるものはありません。無人駅も多いし、そうでなくても改札に人が立ってるなんてありません。
 降りるときはもっと簡単。降りたい駅で降りる。ただそれだけ。買った切符はどうするの??誰もあなたのその切符に興味はありません。捨てるなり、コレクションするなりご自由に。
 それじゃーキセルもやり放題じゃないか!その通りです。でも...時々車内にチェックマンがいます。チェックされたとき切符を持ってないとすごく罰金をとられるようです。もちろんバスの運転手に切符の提示を求められることも皆無ではないけど、このチェックマンこそが唯一キセルを防ぐ手段となっています。
 この常識的なルールを守れば公共交通機関Sバーン、Uバーン、トラム、バスは非常に快適。区間内では乗り換え自由、途中下車し買い物しても2時間以内なら切符を買いなおす必要もありません。車内にはたむろし床に座り込む学生もいませんし、大音量でヘッドフォンから漏れる音も気にせず自分だけ音楽を楽しむ非常識人は乗っていません。ただし大声で泣く子供よりも地位の高い犬様は乗っています。間違って尻尾を踏まないように注意!

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