ドイツにいた猫

　ドイツというと猫よりも犬様の世界を想像する方が多いと思います。ドイツの人口は８千万人、一説によると飼い犬の数は５３０万匹、猫はこれに勝る７８０万匹、何とペットで飼われている動物で猫はドイツ一なのです。
　７８０万匹のなかで一番大きなのがこの猫だと思われます。私はこの猫をドイツはニュルンベルクのクリスマスマーケットで発見しました。耳に両手をあて、さも「聞きたくな〜い」といったポーズに見えますが、それは大きな勘違い。この子は今まさに人間から猫のパフォーマーに変身し、かぶり物の位置を両手で安定させようとしているところなのです。それにしても猫への変身は皆のいない物陰ですればいいものを、町の真ん中で人に見られても平気のへっちゃらで猫に化けていました。大胆ですね、ドイツの猫は。

町の猫たち - livedoor Blog 共通テーマ

金の玉に乗る男

　危ない！そこで何してるんだ！早く降りろ！
　オーストリアはザルツブルクの広場に突然現れた直径約４ｍの金の玉。マイナス６度の世界のため若干雪がかぶっていますが、この玉の上に人が。な〜ぜ。
　まったく動かない。何も言わない。ちょっとおかしい。よくよく見るとどうも人形見たい。でも歴史上の人物でもなし寓話の主人公でもなし、現代の一般人の人形のよう。
　結局この一般人人形のパフォーマンスは理由がわからず、その場を離れる以外成す術がありませんでした。探偵ナイトスクープで取り上げてもらいたいですね。

海外旅行あれこれ - livedoor Blog 共通テーマ

樹の精 気のせい

　クリスマスマーケットで人が集まる場所は、ストリートパフォーマンスをするパフォーマーにとってはおいしい場所。芸は様々ですが、一番簡単そうなのはかぶり物。突拍子もない風貌を演出し人の気を引くというものですが、今回のパフォーマーはちょっと意表をついていました。
　かぶりものは樹。樹木の格好をしてます。そして上部は魔女風の顔になっています。指には小枝がついていて、この指を動かし通行人にアピールをするというパフォーマンス。異常に気持ち悪い。悪魔の樹の精を演じているようですが、気のせいでしょうか人だかりの割には受けはいまいち、この人ここまでしなくても、と思ってしまいました。

ストリートミュージシャン

　ミュンヘンのマリエン広場近くにはいろんなパフォーマー、ストリートミュージシャンが出没します。この人たちを見るのは非常に楽しみ。ほんとに楽しめるので、見つけるといつも駆け寄ってしまいます。
　さて、写真のこの方。名前がわからないので「アコーディオン野郎」とでも名付けましょうか。写真を見てください、いまにも聞こえてきそうなアコーディオンの音。体を左右に躍らせながら、歯むき出しで奏でるこのミュージシャン。１度見たら脳裏に焼き付くこの個性。
　オクトバーフェスタで初めてお目にかかったこの方ですが、会場に近い駅の近くで演奏していました。見てくれよおれの雄姿、お金は前のケースに放り込んでくれ、へっへっへい〜、てな感じです。来年もまた会いに行きます。

名前を教えて！

　ミュンヘンっ子なら知らない人はいないこの有名人。いつもはマリエン広場に小さなお立ち台を持ってきて、静止パフォーマンスを繰り広げています。
　だけど今日はマリエンから少し離れたレストランの椅子に座っていた。珍しいこともあるんです。あんまり珍しいので写真を撮ろうとしたら、この愛想の好さ。だれかこの人の名前を教えてください。